今日は一気に気温が下がりましたね〜。皆様、体調を崩されないように温かい紅茶を頂いて身体を温めましょう♬
ロンドンから列車で移動してパリ市内に入ると、タクシーの外に見える美しいアイアンの飾り柵にうっとり❤️これを見ると、あ〜パリに来たんだと実感します。
ホテル ブラッドフォール デリゼ アストテルは今回2回目のリピートです。朝食ビュッフェのパンが自家製で美味しいのと、メトロの駅が2つも隣接した立地で、近くにおかゆのある中華料理屋がある!お米が恋しくなる私には絶好の立地です!
ここ数年、ヴェルサイユ宮殿は激混みでこの時も”初詣”級でした💦もう見学どころではありません。
18世紀の室内装飾を体感されたい方は是非、ニッシムド カモンド美術館をオススメします。パリ8区のモンソー公園の近くにあるこの地区は19世紀に金融で財を成したユダヤ系の富豪たちがこぞって邸宅を建てていったエリアです。財産を成した彼らが次に求めたのは、18世紀の王侯貴族たちの調度品でした。中でもモイズ カモンド氏はマリー アントワネットが愛したプチトリアノン宮殿をモデルに。美しい邸宅を建て18世紀の調度品で埋め尽くします。そう!ここは18世紀にタイムスリップしたような館なのです💗
左がニッシムド カモンド美術館、右がプチトリアノン 宮殿です。確かに似てますね。
カモンド邸がよりゴージャスな作りなのは、貴族ではなくブルジョアの趣味だから!なあんて解説も聞いたことがあります。
そして室内装飾も素晴らしいのです!!
カモンド氏の名前をご存じなくても彼の離婚した奥様、イレーヌさん8歳の頃の肖像画はあまりにも有名ですね。彼女もカモンド氏同様、ユダヤ系銀行家の娘。彼女の父親はルノワールのスポンサーの1人でした。この肖像画では愛らしい少女ですが、彼女は波乱に満ちた人生を歩みました。
夫婦のことは当人達にしかわからないとは言いますが、ここに住めるなら私だったら柱にかぶり付いてでも出て行かないかも(笑)
美食家でもあったカモンド氏が1898〜1920年にかけて集めたセーブルコレクションも圧巻です!18世紀に出版され流行となったビュフォンの博物誌の中から”鳥の自然史”から挿絵を描いたシリーズ。同じ色調のダイニングルームのテーブルにセットされ、当時最新のシステムキッチンで作られた料理が振る舞われていたかと思うと、、、ワクワクしますね❤️
この美術館にはカフェが併設されています。私はランチを挟んで美術館を6周しました(笑)
こちらはその名も”タタキサラダ”!!フランス語が読めない私たちの為に親切なウエイターが他のテーブルに運ぶ度にわざわざ見1品1品見せてくれました(涙) ヨーロッパの美術館カフェはレベルが高くてこちらも楽しみの1つです。