✨ヴィオレッタ様でのマリー・アントワネット講座レポ✨
昨日はヴィオレッタ様で "マリー・アントワネット美の遺産" と言うタイトルでお話しさせて頂きました。対面、オンライン共にご参加頂きました皆様、ありがとうございました。お問い合わせが数件有り、今後動画の販売も検討されているようです!
私たちは王妃様の豪華絢爛な美の遺産を見て美しい世界観に思いを馳せますが、彼女自身は、家族やお気に入りの人たちと自然の中で暮らす、と言うシンプルな幸せとライフスタイルを求めました。ただ、王妃個人の幸せはフランス王妃の役割の中に書かれていなかったこと、時代の過渡期に遭遇してしまっていたこと、王には公式の愛人がいなかったため庶民たちの怒りの矛先は"オーストリア女"に集中してしまったことなど、様々な要素が重なり悲劇の最後を迎えました。その一方で彼女は私たちに沢山の美の遺産を残してくれました。今回はそこにフォーカスしてご紹介させて頂きました。マリー・アントワネットのイメージとしてピンクでキラキラのイメージをお持ちの方は意外と思われたかも知れませんが、私個人は彼女は常に時代の最先端、最高峰の物を求めていたので、古代ローマやトルコ趣味にお気に入りのお花や楽器などエレガントな要素を取り入れたのが”マリー・アントワネットスタイル”なのではないかと思っています。
王妃様が"私が私に還る場所"と呼んたプチトリアノン宮殿の周囲には彼女のユートピアのような世界が広がっており、その穏やかな世界観に癒されます。私がサロンを始めたきっかけも、現代を生きる人達のプチトリアノン = "自分に還る場所" を作りたいと言う思いからでした。去年の春まで外資系の会社で外国人社長付き秘書をしていたのですが、頑張り過ぎで息抜きが上手く出来なくて苦しんでいる人を何人も見てきました。そして他の会社で働く秘書の方たちも同様の人たちが多かったのです。当時は知り合った秘書さんたちをナンパして(?!)コミュニティを作り、抱えている問題や急な上司の接待のお店情報などをポストして共有出来るようにしたり、たまに大人数や少人数での食事会も開催しておりました。
"豊かな気持ち" で生きたいと願う心の声を聞き、"大切な自分"でいられる場所をサロンとオンラインの両方で築いていけたら良いエネルギーの循環器に繋がるのではないでしょうか。時代は変わっても我々も王妃様と同様、居心地の良い空間によってエネルギーが充電されます。同じ世界観を好きな人たちとの出会いによって世界が広がり素敵な輪が広がっていくと、人生の可能性が広がっていきます。そんなお手伝いが出来るサロンでありたいと願っております。
今後は少しずつ、オンラインで交流会なども行いながら、流しのおじさんのようにサロンのネタのご希望を伺ったり、毎回参加型で皆様とご一緒に一つの作品を作っていけたらより楽しんで頂けるかしらん、と思っております。また、サロンやお教室を運営されている方たちともこれからの時代を共に生き抜けるよう交流の場を設けていきたいと思っております。皆様がお時間のある時にチラリと読んで頂けたらうれしいです。
歴史と言うテーマを選んだのは、単に私がオタクだからなのですが(笑) 時代ごとの様式や芸術を知ることは"美の規範"を知ること、知識は美術館やお城を見学する時に映画の字幕を読むように甦ってきます。ただ雰囲気を楽しむだけでは勿体ないので時代ごとのエッセンスとしてサロンの講座を取り入れて頂けましたら幸いです。
✨今後のサロン予定✨
★5月26日 オンライン 10:30am~
”ジョゼフィーヌの七転び八起き人生”
参加費 3000円
"別れても〜♪好きな人♪" だったナポレオンとジョセフィーヌ。英雄に愛された彼女は勝利の女神だったのでしょうか?それとも奔放な浮気女?幾度もピンチに見舞われ波乱万丈の彼女はどのように荒波を乗り越えていったのでしょうか?彼女の愛したマルメゾン城を旅しながらジョセフィーヌの生き方を紐解いていきます。
★6月13日, 20日 サロン&オンライン(13日サロン受講満席/20日サロン受講残席1) 1:00pm〜
"18世紀の美女たち 英国編: エマ・ハミルトン & デヴォンシャー公爵夫人”
参加費 2500円 (サロン開催の場合希望者 +4000円)
マリー・アントワネット、ジョゼフィーヌをやってきたので、同じ時代を生きた英国側の2人の女性の人生、と彼女達のラブロマンスも紐解いていきます!
* エマ・ハミルトン
バラの名前にもなるほど美しい女性でした。彼女の名前を知らなくてもトラファルガー広場にあるネルソン提督をご存知の形は多いのではないでしょうか?彼の恋人だったのが、世紀の美女と言われたこの女性です 画家ロムニーは60以上の肖像画を残しています。やっぱ美人はお得よね〜!な人生なのでしょうか?!
* デヴォンシャー公爵夫人
映画”ある公爵夫人の生涯”で描かれたデヴォンシャー公爵夫人。ゲインズバラが描いた18世紀英国のファッションアイコンとして知られる彼女の肖像画は誰かの肖像画と似ていませんか?